ユーコンノミニープログラムについて【概要】
ユーコンノミニープログラム(Yukon Nominee Program)
ブログの紹介で言及しているくせに今まで触れたことがなかったので
今日はそれについて書こうと思います。
そもそも我が家がカナダに移住を決意したのは、このプログラムがあったからです。
ユーコンノミニープログラムは比較的短期間で永住権を取ることができ、
永住権申請の条件も他州に比べて緩いです。
カナダの永住権を取りたいと考えたときに、一番近道で
それにかかる費用も少なく抑えることができそうだったので
ホワイトホースに来ることにしました。
一般的な道筋としては、下記のような例を聞くことが多いです。
独身の方であればワーホリビザで入国
⏩ノミニーサポートしてくれる職場で就職
⏩ノミニー申請
⏩永住権取得
夫婦でまたは家族で来る場合
一人が学生としてStudy Permit取得、
大学でフルタイムで勉強
⏩配偶者がOpen Work Permit取得
⏩配偶者がノミニーサポートしてくれる職場で就職
⏩ノミニー申請(家族全員分)
⏩永住権取得
※夫婦のうち一人が公立大学でフルタイムで勉強する場合、
配偶者はOpen Work Permitをもらえます。
大学のプログラムの長さ等の条件等もあるので詳細は各自ご確認ください。
注意点としては、ノミニープログラムで永住権申請する場合、
永住権が取れるまで大体2年前後、
場合によってはそれ以上同じ職場に留まらないといけないので、
事前に働きやすい職場かどうかをリサーチしておいた方がいいと思います。
サポートはしてもらえるけど労働環境が悪かったり、
サポートするよ詐欺に引っ掛かってしまったりということもあり得るので、
職場を決める前にある程度現地の人から情報を集めるといいですね。
こちらで出会う日本人の方はノミニー経由で永住権を取った方も多いですし、
親切な方ばかりなので相談したらアドバイスをたくさんもらえると思います。
我が家の場合は、夫の職場経由でノミニーの申請をする予定です。
また、申請が終わったら追記しようと思います。
ユーコンノミニープログラムの申請について
細かい要件が色々あるのですが、大まかにいうと
ノミニーサポートをしてくれる職場で最低6ヶ月働けば
ノミニープログラムに申請することができます。
タイムライン
ノミニーサポートをしてくれる職場勤務
(最低6ヶ月)
⏬
雇用先が他の要件をクリアした時点で
ノミニープログラムの申請書類提出
⏬
申請が受理されると申請者はTerritorial Nomineeになり、
ユーコン政府と雇用者と申請者の3者で
Tri-Partite Agreement (TPA)という契約を結びます。
⏬
申請者のwork permitがclosed work permitになる
(雇用主の元以外では働けなくなる)
⏬
永住権申請の書類を提出する
⏬
永住権が受理されるまで雇用主の元で働く
Yukon Nominee Program Handbook
p.2より引用
上記全体のプロセスにかかるのが大体2年前後と聞いています。
ただ、コロナの影響だったり個々の状況にもよるので
それより短かったり長かったり終わってみないとわからないようです。
また、国籍によって申請が長くなったり短くなったりする傾向もあるようです。
申請書類についても書きたかったのですが、
長くなってしまったので次回にしようと思います。
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