カナダでETF投資 / 過去の自分にアドバイスできるなら…
先日誰得…?と思いながら書いた記事(投資を始めたきっかけ)が
意外と読まれているので驚いています。笑
ここ数年間手探りでやってきたETF投資ですが、
今回のブログではもしカナダに来たばかりの自分にアドバイスをできるなら、
という視点で考えてみたいと思います。
(あくまで個人の見解ですので投資は自己責任でお楽しみくださいね。)
先日の記事でも触れましたが、投資をするにあたって現状では下記の点に注意しています。
- 大前提として生活防衛費は確保、絶対に手をつけずに取っておく(3ヶ月から6ヶ月分ほど、個人のリスク許容度による)
- ETF インデックス銘柄を選ぶ (アクティブはだめ!絶対!)
- 管理手数料(MER)は低いもの
- 投資先は全世界でバランスよく(夫は米国株が好きなのですが、アメリカだけに依存するのは危険だと思うので)
- 5%以上マイナスになっている時が買い時!(Questrade では自動積立できないので定期的に買い付けるのが面倒。そして、ただ積立するだけだとちょっと物足りなくなってきたため。この方が少ない資金で資産を増やせる確率が上がる、気がするけど年単位での予算の振り分けが難しいです。特にTFSA内では)
そして大事なポイントを忘れていましたが、
私は10年20年単位で長期間保有することを前提に投資をしています。
一度買ったら売らずに配当金の恩恵を受けながらずっと持ち続けます。
上記を踏まえてカナダに来たばかりの自分にアドバイスをするなら、
1. 生活防衛費を貯める(3から6ヶ月分の生活費、我が家は現在6ヶ月分用意してます)
2. QuestradeでMargin口座開設(Tax returnをしないとTFSAは使えないため)
余った資金で投資開始!
3. 全世界ETFを積立購入
XEF, XAW, VXCの中のどれかがいいと思います。
XEFは配当率が2%超えているところが魅力なのですが、
他の2つに比べると構成銘柄が少ないのが気になります。
XAW,VXCともに構成銘柄が多いのは良いのですが、
どちらもカナダ国内の銘柄を含んでいないので
その点をカバーするために別でカナダETFも合わせて購入するといいと思います。
カナダ ETFだったら、VDYまたはXICかな。
VDYはカナダ国内の高配当株を集めたETF、XICはカナダ全体のETF
配当金重視ならVDY 、カナダ国内で分散重視ならXICがいいと思います。
積立購入は例えば週1/月1で○株づつ購入と決めてただ無心に積み立てていきます。
残念なことにQuestradeは積立設定ができないので、手動で購入します。
こんな感じで1年も投資を続ければ、ある程度の資金と
投資への耐性ができてくると思うので、投資額を増やすなり
新しい投資先を増やすなり自分で考えて
投資を楽しめるようになるのではないでしょうか?
絶対に守って欲しいのは、例え株価が暴落して
積立しているETFが大赤字になったとしても絶対に売らないこと!です。
赤字でも売らない限り、損はしません。
むしろ、株価が下がっているときは買い増す大チャンスです。
こんな感じでつらつらと持論を書いていますが、
実際にはETF買い初めの頃の私は右も左もわからず迷走していました。笑
無駄な銘柄も買ったし、謎に夫と私のアカウントで同じ銘柄を分けて保有しているし。
約3年かけて今のスタイルに落ち着いたのでよしとしましょう。
ちなみに、初年度のTax returnをするとTFSAを開設できる件ですが、
Questradeのシステムで言うとMargin からTFSAアカウントへのETF移し替えは簡単にできます。
ただ、税金の処理的には一旦売却した状態になります。
(実際には売らないけど税金の計算が売却時の損益に基づいて行われる)
ということで、移す時点でマイナスなら問題ないですが
利益が出ていればその利益に対して次のtax return時に税金を払うことになります。
ご注意を!
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